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断捨離

恥ずかしい話ですが、この漢字が読めず、どう読むのか解りませんでした。

これまでに見たこともない漢字の組み合わせでした。

(だんしゃり)と読むそうで、その意味はいらないモノを捨てるってことらしいです。

この言葉は登録商標されてるようで、何だか商売っ気も感じますが・・・

部屋の中の不要な物を捨てて、すっきりとした生活をしませんか?というような本もあるそうです。

必要な物なら置いとけばいいし、いらなかったら捨てればいい、只それだけなのに?本まで必要なのかなぁーとも思います。

いらないのに捨てられないとか、いるかいらないか判断できない人もいるからなんでしょう。

考えてみると、部屋中にいろんな物を溜め込み、知らず知らずのうちに増えてる。

もしそれが人間の本能なんだとしたら、この物を溜め込むという事を止めると、本能に逆行することなのでとても大変です。

人は空間に自分の物を置くことで、その空間を自分のものとして確立している。

新しく入ったマンションや、一軒家は、すっきりとしてとても綺麗です。

でも、かえってそれが居心地が悪く感じられる人もいます。

新しい部屋は、すっきりして綺麗だけどまだ自分のものではない、そんな自分のものではない空間が居心地の悪さを感じさせるのです。

そこで、自分が買ってきた物を置いたり、柱や壁に飾り始めて自分の物をその空間に置き、物を増やしていくことで、その空間が段々と本当に自分のものになっていくのが感じられるのです。

何とも、犬のマーキングの様な行為です。

動物的な本能に基づく行為ですから、これに逆行するのは並大抵ではありません。

私はこういう本能を持ち合わせてませんので、部屋の中は何も無くがらーんとしています。

断捨離というのは、何も部屋の中にある「物的な物」に限ったことではないと思います。

いろんなしがらみに囚われ、古い考え方や習慣、周りの人の目などに囚われて、本来の自分を見失ったり、身動きが取れなくなったりしている。

そんなものを捨て去り、本当の自分を取り戻すことなのかもしれません。

「形のないモノ」を捨てることで、本当の自分に気づき、本当に自分がやりたいことができるようになるのは、素晴らしいことです。

「捨てる」というのは、ある意味、残ったものに集中できるということでもあります。

背水の陣という言葉は、退路を断つことで前面の敵に集中するという例えです。

優先順位を明確にする、目的を絞り込む、と言うのでは何をどうすればいいのか分かりにくいから、「捨てる」と言っているようです。

 

どうでもいい物はどんどん捨てて行き、最後に残ったものが一番大切なモノだと気づく、そんなことを今、モノをいっぱい持って身動きが取れなくなっている人に訴えかけることで、この断捨離という言葉が流行っているのなら、私的にはぜんぜん在りです。