
AIJ投資顧問というところに委託していた企業年金の2000億円が消失したと言うニュースが頻繁に流れている。
私はTV・新聞等で「消失」という言葉を使っているが、何故か違和感があります。
紛失でも盗難でも横領でもなく「消失」としているのは、なぜ2000億円ものお金が消えたのかが、解ってないからでしょうか?
今迄に銀行や証券会社でさえ、さんざん悪いことをして多大な迷惑を掛けてきた訳ですから、こんな名もない投資顧問会社など何をしているか分かったものではありません。
元々が金融業界とは、一攫千金を狙って猫も杓子も、化かし合う様なヤクザな業界です。
「消失」したと報告して、会社の誰かが2000億円を持ち逃げしたとすれば、これはとってもお得な行為です。
例えこの100分の1の20億円でも、犯罪を犯すには十分に魅力のある金額です。
コンピューターをチョコチョコっと操作して、100分の1ほどでもスイスか何処かの隠し口座にでも送金すれば、誰にも分からないかも知れません。
万一、バレたとしたら金額が多いので実刑でしょうが、もしバレなければ20億円すべてが自分のものです。
このハイリスクとハイリターンを天秤かけると、勝負しないほうがバカかもしれません。
金持ちになりたいなら、金融関係の会社に入って、不正を働くのが一番効率的だと思ってしまいます。