
ギリシャから端を発した金融危機が、ユーロ圏内から今、世界中を覆っています。
連日のようにニュースでは、日経の平均の株価が報道されている。
10年に1度くらいは株価の大幅な値下がりがあるようですが、今回のは100年に1度くらいの危機的な状態だということです。
実際に生活しているぶんには、その影響はまだ余り出てませんが、これから段々と景気が悪化し生活も苦しくなっていくんだと思います。
震災以来、何だか暗い話ばかりです。
世界の経済の仕組みが、これまでのアメリカ中心の金融経済から、別なものに変化している途中にあるのかもしれません。
今はリーマンショックから尾を引いて100年に1度の危機といわれているが、その前のは何だったかというと「世界大恐慌」のようです。
1929年に起きたニューヨークの株価大暴落から「世界大恐慌」が始まり、その後1941年の第2次世界大戦の始まりまで12年間のあいだ暗黒の時代が続きました。
世界各国の指導者が政策を誤れば、また歴史に残る悲惨な時代が再現されることになる。
今、その暗黒の時代の入り口に、いるのかもしれないです。そうならないことを祈るばかりです。
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