· 

生き残る術

「五行に常勝なく、四時に常位なく、日に短長あり、月に死生あり。」 古代の中国人は、日常生活にとって不可欠な物質は、木・火・土・金・水の5つだと言う事から、五行説が生まれこれを基本に、三世紀には五行相勝説が生まれた。これによると、水は火に勝ち、火は金に勝ち、金は木に勝ち、木は土に勝ち、土は水に勝ちこの循環を繰り返して変化する。「五行に常勝なし」と言うのは、絶対の勝者はいないと言う意味。四季は止まる事なく変化を繰り返す。日の長さは短くなれば次は長くなり、月は満ちたら欠け、欠けたら満ちる。およそ絶対と言う事はあり得ない、また不変と言う事もあり得ない。これは孫子に限らず、中国人に多い伝統的な考え方だが、我々も変化に対応する考え方、柔軟な発想、多面的な思考などが大事であると言える。