
薬には穏やかに効いてくる物と劇的に効果が現われる物があります。後者をいわゆる「劇薬」と呼び、使用法を間違えると副作用もあります。不都合な事態に対する施策のパターンについても隠喩として用いることがあります。株価低迷にデフレでおまけに円高の三重苦の財政難である時の劇薬は、政府紙幣か国債の日銀買取であると言う専門家の意見が多く出ている。この劇薬は使い方を間違うとインフレになる。TVでは、この劇薬を言う人は出てきません。要するに、TVは出演者を絞って情報統制しているからです。ところで、民主党々首選挙のゲバ票ニュースでは増税と大連立が争点だとされていますが、原発を含む震災復興と景気回復の施策が争点のはずなのに、焦点が外れている。この党首選で「劇薬」を口にする勇者は現われるのだろうか・・・