考え方の違い

仕事に対して、食扶持のために働くのは、ぜんぜん風流ではないし、人事やら、取引先との駆け引きやらは、俗人の俗人たる所以である。

なるべく、そういうものから離れて、芸術やら音楽やらと戯れて過ごすのが理想であり一番である。とは言うものの、なかなか割り切れずサラリーマン生活を送らねばならない方も多い。

なるべく上昇志向とか組織の改革とか、会社の改善すべき点を見直すとか・・そういうストレスの温床たるところから離れて、自分の時間をなるべく多く持ち、それでいて趣味や遊びにも時間を割く生活が出来れば理想である。

企業は営利目的で、金儲けの事しか考えていない会社も多いだろうし、それを勿体付けて、経営理論やら儲かる仕組みとかを、偉そうに話すことが下品かもしれない。

結局、儲けとか無縁の中に芸術や、スポーツは置いておきたいもので、時代遅れのタニマチが出てくるのが理想のようにも思える。「金」が絡むと全ては屈折する。

そういう低俗社会こそわれわれの日々生きている世の中なのだが、それをあたかも、高尚な理想のもとにあるように見せる経営者や、評論家・新聞やマスコミが気に入らない人いるだろう。

 

 

・・・秋風に 気持ちも滅入る わが業種